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祖父からのギフト

2013年のゴールデンウィークの出来事です。


夢に祖父が

夢のおはなし。夢の中で引越しをしていたら、新居に実家の家族が訪ねてきてくれました。廊下に祖父と祖母が立っているので、おばあちゃ〜ん、と 祖母に抱きつきました。

夢を見ていた時は気が付きませんでしたが、目が覚めて、祖父の面影を思い返していました。昨年春に亡くなった祖父、20年くらい前の若いころの姿で、 少し緊張した面持ちでこちらを見ていました。祖父の夢を見たのは亡くなって初めてでした。

借りてきたDVD

せっかくの連休だしをおうちでのんびり、とレンタルビデオを4本借りてきました。3本を見終えて、もう一本は見ないまま返却しようかと思っていた午後、 とりあえずメニュー画面を開けてみると森の木立の中のおうちに光がさんさんと降り注ぎ、小鳥が優しくさえずっているという画面。 そのイメージに癒されながら、締め切りギリギリだった課題を仕上げることができました。

野イチゴのギフト

ベストセラーになった原作を映画化したもの。彼女の文章のセンチメンタルな部分が少し苦手だったのですが、色々ツッコミを入れながらも見てゆきました。 一番印象敵だったのが、おじいさんがなくなった翌年にとてもたくさんの野イチゴが採れた、嬉しくって泣いてしまった。という場面でした。

祖母からの電話

翌日、実家に帰省しました。朝のうちに出発したのに、渋滞にはまってしまい、着いたのは夕方。隣町まで来た頃、父から電話がありました。 祖母がいつ着くかと楽しみにして、庭で待っているというのです。祖母に電話を代わってもらって、もうじき着くから、夕方、祖父の墓参りに行こう、と誘いました。

足が弱ってきた祖母は車でお出かけするのが大好きなので、ほんの少しのドライブでも気分が晴れると思ったのです。

野の花

祖母と連れ合いと3人で祖父のお墓に向かいましたら、祖父の墓の前一面に白い野の花が咲いていました。小さいころの私が一番好きだった花。多くの方が 行き交う場所なのに、和室一部屋位のひろさのお花のじゅうたんがひろがっていました。

前日の夕方に見た映画、そしてその前に見た夢のことが思い返され、胸が熱くなりました。

実家に滞在した3日間の間、毎日お墓に行くことになりました。3度目にようやくカメラを持参できたので、その時に撮った写真がこちらです。 オリジナルのエネルギーはとても優しく柔らかく私を包み込んでくれています。皆さまにもおすそ分けしたく、こちらを文章にして紹介させて 頂くことにしました。

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ご案内更新:2013年5月8日