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使命と責任について

受講コースの中で【使命と責任について】を発表する機会がありました。その時に書いた詩をご紹介します。


使命と責任について

使命なんていや 責任なんて果たしきれない

なぜか心惹かれる 理由もなく避けたく思う

そのどちらも私

私の中にある使命のような何かを感じたまま 自分自身の神聖とつながってみた

繋がろうと意識しても 厚い氷が私を阻む

何もない空白の世界が広がる


私は自らに語りかけるように 自らの意図を解き放つ

『私は使命を受け入れたまま 自らの神聖とつながります』


意図することにより 世界は変化してゆく

厚い氷は解け 丹田に力がみなぎってゆく


使命は 現実に働きかけて 動かしてゆく原動力

帆をあげない小舟は 潮の流れに流されてゆく

帆をはり 風に乗り 時に風に逆らって進む帆船のように

自らの意図をより深く解き放つ


使命を感じ始めて まだ数日の私

使命的なものの存在を認めて 私はより安心感を得た

使命的なものの存在を認めて 私はよりのびのびできるようになった

無限に思えた自らの責任に限りがあることを今うっすらと感じている

私が恐れていたものは何?

使命に縛られることではなく

 

使命に振り回されることではなく

使命を声高に傲慢に語ることではなく

私が私であることを認め 自らの神聖を受け入れて現実に働きかけを始めること

私が 自らの陰に おびえていたのだ

   *   *   *

素の自分になって使命を感じることを楽しんでいます。ただ、光の部分を受け入れたまま使命を感じる、そのことに大きな可能性と同時に躊躇も感じてしまいます。 現実が動いていってしまうことの怖さ。闇を体現しちゃったらどうしようという恐れ。

今はまだ混沌の中にありますが、今まで見えてこなかった使命というものの新たな側面と可能性とが見えてきたので、そこに向けて心を開いてゆこうと思います。

   *

質疑応答の中で魂と心について言及していただきました。 『何かを引き寄せてゆくのは魂、心は引き寄せない。魂が引き寄せ動かしていった現実を見て心は現実が動いていっていると思うけれども、実際に動かしているのは私の魂。魂が引き寄せてきた現実を心では受け止められず否定してしまうことも起こりうる。』

それを聞いて、私は魂が発動してゆくのが怖くて必死で隠しているんだなあと思いました。魂と使命とが繋がってゆくとより現実への変化がより加速してゆくのかもしれません。 私が恐れていたのは使命ではなくて、使命と私の魂とがつながることにより、現実が動き出してゆくことなんだなあと思いました。 私が詩の中で言っている『神聖』という部分も魂につながる何かがあるのかもしれません。

ご案内更新:2013年5月7日