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宇宙について

受講コースの中で【宇宙について】を発表する機会がありました。その時に書いた詩をご紹介します。


宇宙について

私の中にある宇宙

毎瞬生成され 豊かな創造の源泉

惜しみなく自らを破壊し

惜しみなく自らを喪失する

限りなく手放してゆく

豊かさと自由との美しい共存


自らの内にある未知の領域を感じてみた

扉はない 入り口もない

想いを馳せることすら拒んでいる何か

ただ遠くで絶望の慟哭が聞こえる


見つけないでほしい

探さないでほしい

それは私の心の投影

見つけたくない

探すことさえ怖い


幾重にも忘却のマントを張り巡らして

幾重にも恐れの警告を張り巡らして

隠し通せたと思っていたのに


繰り返し愛のある言葉でご指摘いただいて

ご指摘を受け入れられない自分があまりに苦しくて

その言葉にさえ心を閉ざす自分がいる

探すことをやめたら見つかるのだろうか

既に内にあることを受け入れればいいのだろうか


全てを手放して 生まれたままの姿で宇宙に浮かぶ

ただ魂がそこにある


私の魂に寄り添うかのように肉体が息づいている

そして私の目の前に広がる世界もまた

私の魂が引き寄せた宇宙


自分を受け入れられなくてもいい

自分を認められなくてもいい


私は私の目の前に広がる私の宇宙

このありのままを愛おしむ

   *   *   *

   

今自分にとって一番関心がある、内的宇宙とその葛藤について書かせていただきました。 『苦しい時にしかかけない詩がある』そう教えていただいたことが、心の支えになっています。 自らの内にあって反目しあうもの、見つけてほしくないし、見つけたくないもの。私にはこんなに見えないのに、周囲の方の目には映っていることを不思議に思います。

そんな中受けさせていただいたワークの中ですべてを手放してゆくことをお手伝いして頂きました。手放して初めて出会えた満ち足りた自分。 私が今こうしてこの地球に生きていること、魂が引き寄せて動かしていること、ほんの少し垣間見ることが出来ました。

未だ自らを受け入れることが出来ていませんが、今目の前に広がる宇宙を私の魂が引き寄せた愛しい全てとおもって、愛おしんでゆきたいと思います。


この詩を書いて改めて魂と宇宙との相互作用に気が付くことが出来ました。目の前の宇宙は私の魂が引き寄せたもの、そう思って愛おしむと、 宇宙の一部でもある私の側にも愛が流れ込んできます。今私の中に広がる宇宙を愛おしむ気持ちを大切にしてゆこうと思います。 

ご案内更新:2013年5月8日